汗で化粧が落ちる！更年期の多汗に悩む女性の『メイク術、メイクの仕方』

～ 汗に負けないメイク術で今まで通りの笑顔を ～

 更年期障害で起こる多汗は、上半身に顕著に表れるのが特徴です。気温が高いわけではないのに「自分だけダラダラと汗をかく」、「少し動いただけで頭から汗が吹き出る」、恥ずかしい……、そんな悩みをお持ちではないですか？

しかも体の上のほうにいくにつれてその症状はひどくなりがちです。女性がいちばん気になるのはやっぱりお顔。

汗や崩れがちなメイクが気になって人の顔をまっすぐ見られない、そんな毎日はつらいですよね。

このページでは、そんな更年期の女性の多汗の悩みを少しでも軽減するための「メイク術、メイクの仕方」についてお話しします。

更年期の多汗で悩む方のためのメイク術① お肌のコンディションを整える

汗の量にかかわらず、整っていないお肌に乗せられたメイクは崩れやすくなります。汗をかいてべとつきがちだからと保湿を軽視するのは間違い。メイクの崩れを防ぎたいなら、実は保湿をするのが正しいそうです。

また、汗をよくかくからといって顔を念入りに洗いがちですが、洗顔料で何度も洗うと乾燥を招きます。メイクをしていないときには水洗いで済ませる工夫も大切です。

更年期の多汗で悩む女性のメイク術② ベースメイクを十分なじませる

化粧水の後の乳液や保湿液、そして化粧下地、ファンデーション、それぞれの工程できちんと肌になじませるようにします。ヌルヌルしたまま重ねていくと、メイクは崩れやすくなります。

更年期の多汗で悩む方のためのメイク術③ パウダーをミストで仕上げる

ベトベトしがちだからといって、パウダーファンデーションを厚塗りしてパサパサの仕上がりにするのはNGです。乾燥したお肌が化粧崩れしやすいように、パウダーで固められたメイクも崩れやすいのです。

パウダーファンデーションやお粉の上から、仕上げにミストタイプの化粧水を吹きかけるのがおすすめです。

こすってよれてしまわないよう、優しく手のひらで抑えて密着させてくださいね。自然な雰囲気で崩れにくいメイクに近づきます。

更年期の多汗で悩む方のためのメイク術④ 化粧直しも保湿を

汗や皮脂を取るためにタオルやハンカチ、あぶらとり紙を頻繁に使用していると、必要な水分や油分まで取ってしまっている可能性があります。化粧直しをするタイミングでも、ミストタイプの化粧水と保湿液を用いるのがベストです。

更年期の多汗で悩む方のためのメイク術⑤ フェイス用制汗剤をつかう

汗を少しでも抑えられたらうれしいですよね。しかし制汗スプレーを顔に向けて噴射するのはおすすめできません。

お顔には専用の制汗剤が売られているのをご存知ですか？　更年期障害を含めた多汗症に悩む人だけではなく、舞台に立つような顔に汗をかけない人にも使用されています。

化粧水タイプで、コットンに染み込ませてパッティングするものなら朝のお化粧前に簡単に使用できます。もちろん、メイクの上から使用できるものもあります。

 メイク崩れや汗を気にしてばかりでは、周りの人も余計に心配してしまいます。まっすぐ明るい笑顔で毎日を過ごしていきましょう。

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